8年前にみのり村を開設したとき、私は農業をテーマとした、ひとつの夢を描いていました。
それは、新しい時代の都市農業として体験農園を運営することにより、「農業を通じて、地域のコミュニテイ作りに貢献したい」という思いでした。
地域の真ん中に農業があり、そこに住む人々の暮らしの真ん中にも農業がある、「農」と暮らしが一体化したライフスタイルの実現です。農園を運営する私と、「みのり村」の会員相互が、野菜作りと交流を介して固く結ばれることになります。
「みのり村」では毎年、近隣の人たちを中心とした100人前後の会員が野菜作りに励んでいますが、コミュニテイの一員としてのスタンスから、市主催のイベントである、灯りまつりやグリーンフェスティバル、産業祭へも、会員が主体となって参加しており、農園生活を満喫しております。
いよいよ、私が思い描いてきた「農」のあるコミュニテイが歩き始めたわけです。「みのり村」に関心をお持ちの方、ぜひ一度、見学をしてみて下さい。農園生活の素晴らしさに、じかに触れていただけるものと考えます。